精神医療従事者連絡会議ニュースを復刊 精神科医の富田三樹生さん中島直さんたち精神医療従事者連絡会議がニュースを復刊しました。以下旧読者への呼びかけ文です。
前略 全国精神医療従事者連絡会議が発行していた『連絡会議ニュース』は、1994年に最後のニュースを発行し、96年に別冊を発行して以降、事実上休刊状態となっておりました。しかし、昨今の状況は、全国の精神医療従事者、ユーザーなどの、より多くの情報交流をますます必要としているように感じられます。精神保健福祉法の度重なる改訂を中心とした諸施策の変化に伴い、種々の実践が行われ、一方で多くの問題も析出しています。地域格差もむしろ大きくなっているように感じられます。より大きな枠で討論する場の不在により、いくつかの団体の主張は他の団体へ届かない形となっています。
連絡会議ニュースが休刊に追い込まれた要因の一つとして、発送業務の負担がありました。しかし、電子メールやFAXなどの通信機器の普及により、情報の交流はより容易になっています。
そこで、この度、『連絡会議ニュース』を再開することとしました。当面年4回程の刊行を目指し、状況に応じ増減します。以前はニュースを郵送していましたが、今後はより省力化が可能な電子メールを原則とし、それが困難な人にはFAXで、それもどうしても難しい人のみ郵送にて対応するようなシステムにしたいと存じます(但し、ページ数が多いときはFAXで申し込まれた方にも郵送とします)。
この趣旨にて、ご参加いただけるか否かのご意志を確認したいと存じます。ご参加いただける方は、下記のいずれかの連絡先にお知らせください。電子メールでのご参加は無料としたいと思いますが、FAXであれば年500円、郵送であれば年1000円のお振込をいただきたいと思います。振込方法は追ってご連絡します。
ご連絡いただければ、まず復刊第1号として、この間の事態の中で出されている種々の団体からの声明をお送りします。
趣旨をご理解いただき、多くの方にご参加いただければ幸いです。また、お知り合いの方などでご参加下さる方がおられましたら、その旨および送付先をご連絡いただきたく存じます。 早々
全国精神医療従事者連絡会議事務局
連絡先:多摩あおば病院 富田 三樹生
住所:東村山市青葉町2-27-1
TEL 0423-93-2881 FAX 0423-93-2880
E-mail:CZX00547@nifty.ne.jp(中島)
郵便振替:00170-9-69126精従連事務局
以下をコピーして申し込めます
〈以下申込要項〉連絡会議ニュースの送付を申し込みます
氏 名:
フリガナ:
送付方法: いずれかに○ E-mail FAX 郵送- アドレス:
郵便番号:〒
住 所:- 連 絡 先 : いずれかに○ ご自宅・その他
その他の場合
- 連絡先名称
- 連絡先電話番号:
E-mailアドレス:
FAX番号:
連絡会議ニュース復刊第1号あいさつ
事務局代表 富田 三樹生96年別冊刊行以来の久々のニュースの刊行です。6月8日の大阪池田小学校児童殺傷事件から始まった、犯罪を犯した精神障害者の処遇を巡る動きは、小泉首相の「大統領的」な政治手法と、それを支える社会的な不安定な状況によって、基本的な調査や事実の検証がなされないままに、保安処分−刑事治療処分構想が政府の方針として固まるかに見えています。精神医療を取り巻く環境は変化しつつあり、かつての大衆的な保安処分を巡る議論も忘れられかけているところでの、激しい変動が予感される時代のように思います。とにかく情報を共有する所から、対処する道を作って行かなければならないと感じ、復刊にふみきりました。精従連事務局を解散しなかったのはこのような状況を予期していたためとも云えます。事務局は、事務局員の移動に伴い、変更しました。事務局代表である小生は昨年3月東大を退職して、5月に多摩あおば病院に移ってきました。私が係わってきた視点から、東大赤レンガ自主管理闘争の経過と終末についてや、保安処分反対闘争−精神医療改革運動−処遇困難者問題の経過については昨年、「東大病院精神科の30年」(青弓社)という本を出しましたのでみていただければ幸いです。
ニュースの復刊についての葉書による会員名簿による購読希望の確認により、相当数の宛先不明者がいましたが、それに倍する申し込み者も存在しました。周囲の人にこのニュースの紹介をしていただければ幸いです。民間病院の臨床をしながらの仕事ですので、かつてのようには迅速に事を運ぶことは出来ないと思いますが、このような媒体の必要性がまだあるのではないかと思います。実質上、事務局をきりまわしている中島直も同じ病院に移ってくる予定になっています。
E-mailでの発行が基本となるところが今風です。その技能は小生はまだ修得していないので中島に負うことになります。できるだけ議論の足しになる情報や意見を載せたいと思います。ご期待ください。
労働情報のページへ 精神医療ニュースへ
全国精労協ホームページへ