国会情勢速報! 11月6日全国集会で新法成立に気勢を上げる日精協と与党議員 11月6日精協の全国集会がひらかれました。
病院経営者と厚生労働省、自民党の利権を巡る、とんでもない大決起集会だったようです。ある人からの直メールを了解を得て貼り付けます。
>日精協の6日にあった、総決起集会は、はちまきを全員がして、国会議員(与党側)50人以上を集め、
>「何があっても、この法案の早期通過を」と、「病棟での治療困難者の機能分化(排除)につながる」との誤った理解で、本心が述べられ、かつ、現状の
>「病棟を転用した、福祉ホームB型に、病棟転用で」診療報酬のアップができると厚生労働省に要望をし、
>参加していた厚生労働省の副大臣が、確約をしたとのことです。
>これら議員にはかなりのお金が廻ったとか、メディアの人がいっていたそうです。
>こうした「政治」に、私たちの意見は踏みつぶされてきたのですね。また、「心神喪失者医療観察法案」は第1弾で
次に、「処遇困難者病棟」の法案が用意されているらしいとの噂も聞きました。何という醜い総会でしょう。
全国精労協の5月の厚生労働省交渉で、私たちは「隔離収容政策による精神科特例と地域での支援体制の貧困が世界最大の精神科ベッド数・膨大な社会的入院をもたらしている」と追求したところ
厚生労働省は、
「日本には諸外国のようなナーシングホームの様なものがない。病棟機能分化を推進すれば解決できる」と平然と言ってのけました。
私たちはあまりに無責任な発言に、開いた口がふさがりませんでした。「社会的入院の解消の方策」
→機能分化で長期入院者は療養型病床に移す
(患者:看護師=6:1・患者:介護士=6:1で安上がり)
→病院敷地内で療養病棟を、福祉ホームB型に転用
→精神科ベッド数からカウントされず、医療から福祉領域に移す
→数字上は社会的入院の大幅解消
→実態は病院敷地内に社会的入院者が収容されたままこうすれば、「社会的入院の解消」に当たり、病院は潰れずに儲け続けられる
その利益誘導が日精協に対する法案成立協力への取引材料なのですね。
社会的入院解消に伴う7万2千床のベッド削減は日精協にとって存続にかかわる脅威です。
その利益を失わずに転換できる。
厚生労働省としては、隔離収容政策のまま、数字上の、病床数を減少すことができ、世界最大の精神科病床数、人口比率を下げる。厚生労働省自身への利益誘導のため予算をぶら下げて、利権にむらがる自民党がごり押し、尻叩きをしているかのようです。
- 2002年10月日精協誌 巻頭言 第70回定期代議員会・第83回定期総会について
> 第2の問題は「心神喪失者等医療観察法案」について,日精協としてはかねてからの念願であり要望を繰り返してきた。
>去る7月9日,日精協会長が衆議院法務・厚生労働委員会合同委員会で参考人としてその賛成理由を陳述した。この秋の臨時国会で成立させたい。- >長期入院者への対策については,総合計画の社会的入院7万2千人が一人歩きしているが,これについては検討が必要である。
>現在急速に老齢化が進み,いろいろな病態に応じた処遇が必要となっており,即,病床削減の数値ではないことに注目していただきたい。- >平成18年には第5次医療法改正が行われる。
>機能分化が論議されることになるが,日精協は医療法上の機能分化により一般科と同じく急性・慢性に区分することは現場での医療の硬直を招くので,診療報酬上の機能分化を進める方向で検討する。
> 医療制度改革の論議の中で,坂口厚生労働大臣が私案として提示しているような基本的改革が財源を含み検討される機会に,精神科医療に対する正当な評価を求めることが必要である。
- 日精協全国集会 声明文(2002.11.6) 「心神喪失者医療観察法案」の早期成立を
> 継続審議となっている本法案の成立はこの時機を逃すと2〜30年は機会がなくなる。
>触法精神障害者の人権に配慮した適切な処遇、司法精神医学の確立、約200万人と言われている心の病の人達に対する偏見除去のため、早期成立を切に願う。「新法が偏見除去につながる」とはなんと信じがたい認識か!
隔離収容と精神障害への偏見を強める法案。
わたしたちの仕事は安心してかかれる精神医療の提供であり、治安のための隔離ではありません
法案は廃案しかありません。
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