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児童殺傷事件に関する理事会声明 2001年7月10日
全国精神障害者地域生活支援協議会
代表 大 友 勝今回の、大阪教育大学付属池田小学校における児童殺傷事件は、あまりに痛ましく、亡くなられた小学生の皆さまとご家族の方々に心から哀悼の念を捧げます。また、刺傷を負われた小学生の皆さま並びにご家族、学校関係者の皆さまに心からお見舞い申し上げます。
当団体は精神障害者の地域生活支援を担う、作業所・グループホーム等の全国組織です。この事件の衝撃は非常に大きく、当団体に所属する団体、事業所等の利用者からは「あまりにも辛く眠れない」「周囲の目が怖くなり外出できない」などの不安を訴える声の他、「精神障害者も一社会人としての責任を果たすべきだ」との声も寄せられています。
当団体として、精神障害者の地域生活支援を推進していくために、以下に見解を表明します。
1.この事件は、衝撃的であることから、大量のマスコミ報道がなされてきました。捜査は今も進行中であり、一日も早い事実の究明を期待するとともに、事件報道については、その影響力の強さに鑑みて、「事実求是の精神」に基づく冷静かつ本質に迫る報道を強く求めます。2.精神障害者福祉施策は他障害に比べあまりにも立ち遅れており、ようやく緒についたばかりです。この事件により、地域生活支援施策の推進が遅れることは許されません。地域で孤立を深めている精神障害者やその家族の支援を進めるため、地域生活支援体制を早急に整備することを強く求めます。
3.現在わが国には217万人の精神障害者がいます。私たちは、これからも、生活者たる精神障害者のよりよい地域生活の実現に向け、その支援活動の拡充と社会環境の整備を進めます。そのためにも、精神障害者への正しい理解とあたたかい支援を呼びかけます。
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