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精神保健福祉施策の充実を求める、6・5超党派議員と市民のシンポジューム

ご出席のお願い

伊賀さんからの報告

第2回シンポジウム開催の御案内


ご出席のお願い

謹啓

新緑の候、ますます御健勝のこととお喜び申し上げます。
日頃から、精神保健福祉施策の充実に向けて、力強いお力添えを賜り、心から感謝申し上げます。

さて、従来から精神保健福祉と司法の分野には改善しなければならないさまざまな問題が指摘されていましたが、池田小事件は精神障害者による事件ではなかったとされているものの、それを契機に精神保健福祉と司法のあり方に関する議論が湧き起こり、「心神喪失者等の医療観察法案」が国会審議にかかろうとしているところです。
 そこで以下のとおり議員と市民のシンポジュームを企画しました。
 お忙しいと思いますが、ぜひともお運びいただきますよう、ご案内申し上げます。

    日時  6月5日 午後3時〜5時
    場所  衆議院第2議員会館第1会議室
    シンポジュ−ムのテーマ  『これで良いのか、新処遇法案』

 などについて、シンポジストに話してもらう予定です。(今後も数回に亘り議員と市民の意見交換とシンポジュームを企画しています。)

 この法律が現実のものになった場合、今ある精神保健福祉と司法のどのような部分が改善され、どのような恩恵が国民にもたらされるのか、改善されないままに残される課題があるのかについて、十分に明らかにされているわけでなく、また改善の展望が開かれているとまでは言えません。
 一方、精神保健福祉の改善のためには地域医療と福祉施策の充実も欠かすことのできない課題ですが、残念ながら、我が国には、地域住民の反対運動などにより社会復帰施設の設置が進まないという現実があります。さらに精神病院には7〜10万人ともいわれる社会的入院(帰住先が決まらない入院継続)があります。また、精神障害者の平均入院期間は、徐々に短縮される傾向を示していますが、それでも5年以上入院している人が15万人近くいるという現状です。
 このような現状を受けて、精神保健福祉の充実によって、すべての人が精神的にも健やかに生涯を送ることができ、精神保健福祉と司法が、すべての国民に公平かつ公正に適用されるために、新たな法案を含めて、よりよい精神保健福祉と司法のあり方を見定めてゆく必要があると思います。このような問題は、本来、党派によって意見が対立するような問題ではなく、どのような立場からも共通の理解と展望を開いてゆける問題であるはずです。
 そのために、「精神保健福祉施策と司法の改善を考える市民と議員の超党派の会」(案)を設立して、この問題に従事している方々に限らず、多くの国民と議員の方々に参集していただき、21世紀のあるべき精神保健福祉と司法の展望を考えてまいりたいと思います。多くの市民の方々、多くの議員の方々のお力を、ここにお寄せいただきたく、よろしくお願い申し上げます。 


謹白

平成14年5月27日

呼びかけ人(五十音順)
浅田和茂(大阪市立大学教授、日本刑法学会 理事)
伊賀興一(弁護士、日本弁護士連合会 刑事法制委員会精神保健問題小委員会小委員長)
池原毅和(弁護士、全国精神障害者家族会連合会 常務理事)
伊藤哲寛(全国自治体病院協議会精神病院特別部会 前部会長)
大塚淳子(日本精神保健福祉士協会 理事)
河端静子(日本障害者協議会 代表)
樋田精一(精神科医、精神保健従事者団体懇談会 代表幹事)
森山公夫(精神科医、日本精神神経学会 理事)
山口弘美(NPO法人全国精神障害者団体連合会 理事長)
山本深雪(NPO大阪精神医療人権センター 事務局長)


伊賀さんからの報告


 6・5超党派議員と市民のシンポは議員(代理を含む)25人、市民125人の総勢150名の参加で、予想を越えて成功しました。
 衆議院第二議員会館第一会議室は座れない人も出る中、「これで良いのか、新処遇法案」のテーマの元、精神医療・福祉の現場から6人のシンポジストの報告、がなされました。
この声と実情を無視して、「重大な事件を犯した人に『再犯のおそれ』があるとして『特別施設で手厚い医療』をするという法案はおかしい」との思いの強さが反映できた、大変いいシンポになったと思います。
 参加された皆さん、参加を要請された皆さん、参加された議員のみなさん、ご苦労様でした。


 法案審議の進み方は予断を許しませんが、精神医療・福祉の現状とその中でもがき、頑張っている現場の実情と声を無視しての審議自体に反対していきましょう。


 超党派議員と市民の会として、6月20日に第2回シンポを開くことを決めました。
 国会議員に限らず、地方議員、首長にも参加を要請し、精神保健福祉を本気で具体的な目標を明示して改善を進める政策実現に向って、頑張りましょう。
 その障害となることが明らかな、新処遇法案には、超党派の議員と市民の『大きな待った!』の声をあげつづけましょう。


第2回シンポジウム開催の御案内


池田小学校事件および特別立法に関連する声明一覧

「重大な犯罪行為をした精神障害者」問題 法務省・厚生労働省合同検討会

重大犯障害者の処遇法案〜与党・政府の動向

隔離新法」 国会上程反対 速報! 国会議事堂前抗議行動!

心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律(案)(更新020324)


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