「精神医療を良くする市民ネットワーク」
――設立準備会へのご案内――
日本の精神医療が不幸な歴史を背負い、いまださまざまな歪みを抱えていることは多
くの人が認めているところです。ここ数年間、障害者基本法の制定、精神保健福祉法
の改正、医療法の改正などがありましたが、精神障害者の保健・医療・福祉にはなお
多くの問題が残され、抜本的な改善に至らぬまま、新しい世紀を迎えてしまいまし
た。
とくに、精神科医療においては、入院患者の人権を尊重した良質な医療が求められ
ますが、精神病院の不祥事件が後を絶たず、病院不信が続いています。精神障害者の
医療の改革や地域リハビリテーション・地域生活支援の充実は、医療行政担当者や医
療専門職に任せておくだけでは遅々として進まないことは、これまでの経緯からも明
らかです。市民や精神医療の利用者・家族が主体となって改革を進めることが必要で
す。精神障害者の保健・医療・福祉の現状を憂い、その改善に取り組もうとする方の
知恵を結集して、改革ための運動を展開すべき時と考えます。
私たちは、このような考え方に立って、このたび、「精神医療を良くする市民ネッ
トワーク」を立ち上げるべく準備を進めることにしました。
多くの方がこの趣旨に賛同され、立ち上げ準備会に参集されますよう、お誘いしま
す。平成13年4月18日
「精神医療を良くする市民ネットワーク」
呼びかけ人 大熊由紀子(大阪大学)
小林信子 (東京精神医療人権センター)
里見和夫 (大阪精神医療人権センター)
伊藤哲寛 (北海道立緑ケ丘病院)(問い合わせ先)
北海道立緑ケ丘病院 伊藤哲寛
TEL 0155-42-3377 FAX 0155-42-4233
携帯電話:090-1380-2696
(精神医療を良くする市民ネットワークの約束事)(案)ネットトワークの趣旨:
精神医療の現状を憂い、すこしでも改革しようとする人々が参集して問題のありかを
探るとともに、精神医療の改革とノーマライゼーション社会の実現のために、知恵を
結集して、改革運動を推進します。
参 加 資 格:
市民の立場から、精神医療や精神保健・福祉を少しでも良くして、精神障害者が安心
して地域社会で参加できるようとする人々すべて。
ただし、ネットワーク内での主張と行動は、すべて個人名を明らかにした上で、個人
の責任において行うものとする。
会 費:年会費 一口2,000円以上
事 業:
1) インターネットを介しての精神医療および精神障害者の保健と福祉に関する最新
情報の交換とそれに対する意見の交換。
2) 精神医療の改革およびノーマライゼーション社会実現のための具体的提案とその
公表。
3) 総会及び講演会(年一回)。
4) その他。最新医療ニュースへ homeへ